「手に職をつけたい」「履歴書に書ける資格が欲しい」と考える方は多いと思います。
ファイナンシャルプランナー検定の勉強をしていると、税金や保険などお金の知識が増えるという意味でも主婦の方におすすめです。
住宅ローンや社会保険など、主婦の生活に直結する項目もあり、勉強する内容を実生活に役立てることができます。
私は、3ヶ月の独学の末、2019年1月にファイナンシャルプランナー検定3級の試験を受けて合格しました!
今回はファイナンシャルプランナー検定3級の難易度や独学での勉強方法などをお伝えしたいと思います。
[toc]
ファイナンシャルプランナー3級の合格証はこちら!
受かりました〜!こちらが合格証です。賞状のような形で、自宅に郵送されます!
ファイナンシャルプランナーって何?試験ってどんな感じ?
国家資格であるファイナンシャルプランナーは、どんな仕事内容なのでしょうか。
試験も難しいんじゃないか…と思う方もいるかも知れません。でも、ファイナンシャルプランナー検定3級はそこまで難易度は高くありませんよ!
ファイナンシャルプランナーの仕事内容
ライフプランニングを行うのがファイナンシャルプランナーのお仕事です。
保険内容や社会保険、相続についてなど、金融に関する知識を持ち、今後のお金の流れなどを提案することができます。
ただ、ファイナンシャルプランナーは、一般的な事例の紹介などはできますが、踏み込んだお仕事はできません。
例えば、顧客の、確定申告書の作成などは税理士が、年金の見積もりなどは社会保険労務士が行います。
でも、自分で学んだ知識を自分の人生で活かすのは自由!
住宅ローンや相続、所得税や社会保険についてなど人生の役に立つこと、今まで知らなかったことを学ぶことができるのは、主婦にとって大きなメリットでしょう。
試験について
60%以上の正解率があれば、合格できます。
また、筆記と実技があり、両方に合格する必要があります。
実技と言うと、試験管の前で計算でもするの?!と思ってしまうところですが、筆記と同じように問題が配られ、計算機を使って正解を導きだすだけなので安心して下さい。
筆記も実技も、マークシートを使った選択問題です。
独学でのファイナンシャルプランナーの勉強方法を伝授
通信講座を利用するわけでもなく、スクールに通ったわけでもなく、正真正銘の独学でやりきりました!
以前、保険関係や税金にまつわる仕事に数ヶ月間だけ携わっていたこともあり、多少の知識はありましたが、プロレベルに詳しいわけではありません。
そんな私でも、3ヶ月程度の勉強で合格できました!
勉強した期間
ファイナンシャルプランナー検定を受けてみると言っていた友人がいたのをきっかけに、「じゃあ私も!」と思い立ったのが3ヶ月前。
試験勉強開始と、試験の申し込みが同じくらいの時期で最初から切羽詰まった状態でした。
それがよかったのかも知れません!
1日の勉強時間
1日の中で3時間程度テキストを読むようにしました。
でも、片手間で目を通しているだけの時間も長く、集中して読めたのは1時間〜2時間くらいがせいぜいだった印象です。
ファイナンシャルプランナー3級合格までに必要な勉強時間は30〜100時間と言われていますので、1日1時間程度でも十分かも知れません。
使ったテキスト
私はこれを使いました!
理由は特にありませんが、項目ごとカラーで分けられていて見やすかったのと、文章での説明が多かったこと、後ろにプチ問題集がついていたことが決め手です。
使ってみた感想も、良かったです◎目次があるので単語を拾って探せたのが便利でした。
テキストの読み方
一つ一つじっくり読んでいると、専門用語や分からない制度が出てきたりして頭がこんがらがってしまいがちに…。
まずは、さっと全体を読んで、2巡目で項目ごと詳しく読み込んでいきました!
好きな項目が先
保険や税金、相続など私の興味がある項目は先に読み、投資や不動産は後から読みました。
苦手な分野は後回しにしないと、勉強自体が嫌になってしまう可能性があります。
ポストイットを多用した
疑問に思ったところや、「これ!うちでも使えるじゃん!!!」と思ったページには付箋を貼るのがおすすめです。
・疑問→黄色
・使える発見→ピンク
など、付箋の色も変えられたら分かりやすいと思いますよ!
テキストは、テスト前や実生活で気になることがあった時など後々見返すことが多いのですが、ポストイットを貼っておくとすぐに見直すことができます!
問題集と併用
2巡目あたりから、読んだことを覚えているかテストするような形で問題集にも取り掛かります。
全項目終わったら、模擬テストを何度か繰り返して行いました。
本番と同じように、時間も測ってやってみてください。
本番に慌ててしまうとうっかりミスに繋がるので、練習を本番と同じようにやっていくのがおすすめです。
大事そうなところはノートにまとめる
ノートに書き出すことで、頭の中も整理することができます。
テスト前にはノートを見返すこともできますので、苦手なポイントをノートに書き出しておくのもおすすめです。
後々ノート見る習慣がなかったり、綺麗に書き出すのが面倒だと思う場合は、汚い字でもいいのでノートに書き出しましょう。
ただ読んで覚えるのは結構難しいです。アウトプットすることで、覚えられるようになります。
ファイナンシャルプランナーの資格は履歴書に書ける?
資格をとっても、「使えない」「履歴書に書けない」と聞くこともあります。
ファイナンシャルプランナー検定はどうでしょうか?
ファイナンシャルプランナーは国家資格
もちろん、履歴書に書けます。
特に、保険関係の仕事などは女性の需要がありますので、ファイナンシャルプランナーの資格があれば書いておくに越したことは無いです。
もしも、全く同じ条件の応募者がいれば、ファイナンシャルプランナー検定が採用の決め手となるかも知れません!
資格を活かして転職するなら2級以上が望ましい
正社員でファイナンシャルプランナーの資格を活かした仕事に就くのであれば、2級以上でないと「有利になる」とは言えません。
3級は基礎知識なので、「売り」にするにはまだまだ知識が足りません。
そこで私は、じゃあ最初から2級を受けようかな、と思いました。その方が勉強する意味があるかな…と。
でも2級のテストを受けるには3級に合格している必要があるので、どの道全く関係ない業界からファイナンシャルプランナーの道に進むのであれば3級の試験は受けなければなりません。
まとめ
ファイナンシャルプランナー3級の試験は、1日1時間を1〜3ヶ月続ければ合格できる可能性が高いです。
独学でも毎日コツコツと勉強すれば、合格することはできると思います!
ただ、独学はあくまで自分で読んで考えて理解するという勉強方法なので、誤って覚えてしまう可能性もあります。
時間があっても勉強する気が起きない方や、最初からしっかりと学び知識をインプットしたい方には、通信講座を受けるのがおすすめです。
資格Hacksのサイトも参考になると思います。ぜひ見てみて下さい。