一度は、「頼んでみたい」と頭をよぎるのがベビーシッター。
保育園や託児所は開園時間が決められていますが、ベビーシッターは基本的に依頼主の要望に沿って預かってくれるので、自分の都合に合わせてお願いできるのが便利ですよね。
なんて不安を感じている人も少なくないはず。
今回は、ベビーシッターの制度や特徴、利用率、シッターと子どもの過ごし方などを紹介していきたいと思います!
こんな方にオススメ
- 子どもを自宅で過ごさせたい
- 残業時、夜の時間帯にも子どもを見てて欲しい
- 予定のある時だけ預けたい
- 保育園の送り迎えをお願いしたい
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ベビーシッターはどんな制度?
ベビーシッターは最近、東京や大阪など都市部でジワジワと需要が拡大している保育サービスです。
仕事内容はもちろん育児!
ベビーシッターは基本的に、依頼主の希望に沿ってパパやママの代わりに保育を行います。日にちや時間はもちろん、その内容も要望を聞いてくれるので、子どもの食事や入浴の援助なども依頼できます!
今日は外で遊ばせて欲しい、宿題をやらせて欲しいなど、子どもとの過ごし方も相談可能。中には、お料理や洗濯もしますよ!なんていう万能シッターさんもいます。
ただ、基本的には「子どもを見ること」がベビーシッターのお仕事なので、子どもに関わること以外のお願い事は、事前にきちんと相談して決めてあげて下さいね。家事代行など対応不可のシッターさんももちろんいます。
シッターさんの資格の有無
ベビーシッターは、資格がなくてもできるお仕事です。そのため、無資格で働いているシッターも居ます。無資格でも、子育て経験豊富な方も居ますし、保育科の学生も居ますので、過度に心配する必要はありませんよ。
ただ、ベビーシッターに登録している方の多くは、元保育士や元幼稚園教諭、ベビーシッターの資格をもっていますのでご安心を。
資格や実務経験が気になる方は、シッターを探す時にしっかりチェックしましょう!ちなみに、ベビーシッターの資格はいくつかありますが、有名な3種類は以下のようになります。参考にして下さい。
- 認定ベビーシッター
- ベビーシッター資格
- ベビーシッター技能検定
誰でも気軽に利用できる
保育園や幼稚園は、入園前に「園見学」や「願書受付」「入園条件に合うか審査」など事前の行程をいくつか踏み、入園が許可された子しか通うことができませんね。
その点、ベビーシッターは、いつでも誰でも利用できます。
「ちょっと美容院に行っている間だけ見ていてほしい」と思うこと、ありませんか?!
わがままかな…なんて思って我慢していたりしませんか?
ベビーシッターは、依頼主の都合に合わせて保育してくれるので、気兼ねなく利用して大丈夫ですよ◎
ベビーシッターとの過ごし方
いざ、ベビーシッターに預けた場合、お子様とシッターさんはどんな風に1日を過ごすのでしょう♪
平均的な、シッターさんと子どもの過ごし方をご紹介致します!
シッティングの流れ
- 要望のある時間に自宅訪問
- 保護者とシッターの打合せ
- 保育開始(遊ぶ、食事、排泄、沐浴、寝かしつけ、散歩、教育など)
- 保護者が帰宅
- その日の子どもの様子や気付いたこと等の報告
要望を伝えておこう
保育内容は、依頼主である保護者の要望に沿って行われます。希望がある場合は忘れずに伝えましょう。
出来るだけ細かく要望を伝えてあげると、シッターさんにとってもやり易く、パパやママにとっても安心です!どこに何があるか、何は使ってOkか、など特にキッチン周りや家のことも伝えておくと、スムーズに保育してもらえるので尚良しです◎
ベビーシッターってどれくらい利用されているの?
ベビーシッターを使用している方、周りにどれくらいいらっしゃいますか?
東京や大阪など都市部では徐々に人気が高まっていますが、全国的にはまだそこまでメジャーな方法でないように感じます。
ベビーシッターの実態をまとめました!
歴史は長い
ベビーシッターはイギリスで生まれた制度。なんとビクトリア王朝の時代にはじまったそうです。確かに、ベビーシッターといえば欧米文化のイメージがありますよね。
実は日本でも、平安時代からベビーシッターに似た「乳母」の存在がありました。富裕層の子どもの世話役として、乳母が重宝されていたのです。
その後1960年代に高度成長期を迎え、核家族と富裕層のための保育園ができました。
1970年代にはベビーシッターを専門とする事業所が誕生。1980年以降、徐々にベビーシッターが浸透し、近年ではベビーシッターの需要がさらに増えてきています。
日本での利用率はいかに?!
株式会社Rinnaiが2019年に、5ヵ国を対象に行った調査によると、ベビーシッターの利用率は以下のようになっています。
- アメリカ:52%
- 韓国:20%
- ドイツ:16%
- スウェーデン:15%
- 日本:7%
また、株式会社キッズラインが2017年に行ったアンケートによると、
- ベビシッターを利用したい:58%
- ここ数年シッターを利用する人が増えてきたと思う:39%
という結果が出ています。
日本は、ベビーシッターの利用率が低いものの、「利用したい」と思っている人は多いということが分かりました。
海外ではベビーシッターが当たり前
アメリカやカナダなど海外では、13歳以下の子どもを1人で過ごさせることは禁止されています。
日本では、小学生くらいにもなるとお留守番出来る様になりますし、鍵っ子も珍しくありませんよね。世界的に共働き家庭が増えている中、13歳以下を1人で過ごさせてはいけないってなかなか厳しくないですか?
だからこそ、欧米ではベビーシッターのサービスをものすごく利用します。学校の送り迎え、休日の子守など、多くの家庭がベビーシッターに頼んでいます。
日本には厳しい決まりはないですが、それでも「できれば1人で過ごさせたくない」と考えるパパやママも多いのではないでしょうか。
もっと浸透して気軽に利用できるようになって欲しいものです!
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