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習い事はやるべき?メリット・デメリットを徹底解説

サッカーの練習中の子どもたちの写真

Cさん
周りの皆んなが習い事はじめたし…うちもそろそろ始めようかしら

何となく習い事をはじめる方も多いのではないでしょうか。でも、習い事をなんとなくはじめるのはオススメできません!!

なんのためにやるのか目的をハッキリさせることが大事ですよ
はな

子ども達の習い事の現状や、メリット・デメリットも併せて紹介していきます◎

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7割以上の子は習い事をしている

ピアノを弾く少年の姿

親子のお出かけ情報サイト「いこーよ」が2019年に行った調査によると、5歳の77%が「1つ以上の習い事をしている」と回答。

さらに3〜5歳の39%が2つ以上の習い事をしているそうです。

また、別の会社(夢ざくらプロジェクト)が行った調査では、未就学児〜小学生の95%が習い事をしていることが分かっています。

こうみると、習い事をしている子はかなり多い…というより、もうほぼ全員が習い事をしていることになります。

Aさん
え〜!うちの子まだはじめてない!
はじめるタイミングは人それぞれ。焦らなくて大丈夫ですよ♪
はな

人気の習い事ベスト3

プールで泳ぐ子どもたち

みんなが、どんな習い事をしているのか気になりますよね。人気の習い事ベスト3は以下のようになります。

  1. スイミング
  2. 英語
  3. ピアノ

スイミング

スイミングは、体力向上や空間認識能力の向上が期待できると1番人気の習い事です。

また、家での自習が必要なく、初期費用も少ない。さらにスクールバスがあることなどから「便利で気軽にはじめられる」と定評があり利用率が上がっています。

英語

英語は今もこれからも絶対に必要なスキルです。できるだけ早く身に付けさせたい!と考える方が多いため、高い人気の習い事となっています。

最近は、オンライン講座にも対応しているスクールが多いので、他の習い事に比べて感染症対策が取りやすいと言えます。

ピアノ

東大生の6割以上が習っていたとされるピアノ。

指先や目を動かすことで脳を刺激し、集中力や記憶力も向上させると言われています。

感性が豊かになり表現力も身に付くなど、メリットが多い習い事です。

習い事をするメリットは?

読書を楽しむ子供たち

習い事をするメリットはたくさんあります。

自信がつく

一つ一つできることが増えたり、他の子には出来ないことが自分にはできたり。。

成功体験を積むことで、自己肯定感を育むことができます◎

自己肯定感はその後の人生にも大きな影響を与えるといわれており、幼少期に最も育みたいものの一つです。

人間性が育つ

友達と協力したり、大変なことを乗り越えたりする中で、協調性や忍耐力などの人間性が育ちます。

また、普段の生活の中ではできないことを体験できるため、興味関心が広がり、好奇心が刺激されるなどメリットもありますよ。

スキルが身につく

例えば、英語が話せるようになったり、サッカーが上達したりと、スキルが身につくのも大きなメリット。

また、集中力や、想像力など目に見えない部分でも大きな影響があります。

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デメリットもある

習い事にはデメリットもあるんですよ。

自由な時間が減る

習い事をしている間はもちろん、行き帰りの移動など、時間がかかります。

習い事をしていなければ、その分を遊ぶ時間にできます。遊ぶ時間が減ることをストレスと感じる子もいるかも知れませんね。

必ず効果が出るとは限らない

習い事を始めたからと言って、親が思い描いた通りに上達するとは限りません。

スキルを身に付けることを目的として習い事をはじめる場合は、特に注意が必要です!

費用がかかる

習い事の多くは、月額5000円〜1万円程。1年では約5〜10万円になりますね。

2つ習い事をしていれば、さらに倍。兄弟・姉妹で習い事をさせるならば、さらに倍…。

仮に2人兄弟で2つずつ習い事をするなら、1年で20〜40万円出費がかさみます。

習い事をはじめる時には、事前に予算を立てておくのがベスト◎

結局習い事はやった方がいいの?

じゃんけんを楽しむ子供たちの写真

習い事は、やらない方がいいと言う人もいますし、やった方がいいと言う人もいます。

子どもの時期にたくさんのことを体験するのはとっても大切なこと。「だからこそ習い事をさせる」という意見も正しく、「あえて習い事はさせない」という意見も正しいのです。どちらにせよ、目的は同じということですね。

自己肯定感に繋がる

どちらが良いとは言えませんが、私が元保育士としてたくさんの子ども達を見てきた立場で申し上げますと、何か一つ、ひとより秀でたところがあると、その子の自信や自己肯定感に繋がると思います。

大人になって長い人生を生きていく上で、自己肯定感は大きな意味を持ちます。習い事を通して得た何か一つが、その子の生きる糧となるかも知れません。

習い事はきっかけ作り

親が思ったようなことを学び、思った通りにできるようになるかは分かりません。

早く習いはじめたからと言って、伸びるのが早いかどうかも、誰にもわかりません。

習い事は、(学びの)きっかけ作りの一つのツールと割り切り、気長に構えることが大切ですよ。

何のためにやるのかハッキリさせよう

スキルを身に付けるためなのか、人間的な成長を目的とし体験を積むためにやるのか、はたまた、ストレス発散のためなのか。などなど、何のために習い事をはじめるのか、事前に理由をハッキリさせるのがオススメ◎

ストレス発散のためにはじめたのに、「全然伸びない!」と言われることになったら子どもが気の毒ですし、ママにとっても余計な悩みの種が増えるだけですから。

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まとめ

習い事をはじめるなら、目的をしっかり定めてからはじめること!やるべきかどうかは、各家庭の教育方針によるところが大きく一概には答えは出せません。

子ども達とたくさん遊んで刺激を与えられる環境。ママにスキルがあり、家でも教えられる環境。など、家庭の環境によっても変化します。

でも、子ども達がより多くのことを体験するのは決して悪いことではありません。

特に、その子の興味があり楽しめる分野の習い事をはじめるのがおすすめですよ◎好きなことをしている間は集中力が増し、色々なことを吸収してくれるものです♪

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