近年、日本でも人気が高まっているプリスクール。
とはいえ、プリスクールってあまり馴染みのない言葉ですよね。実際、どんなことをするんだろう?と、疑問を抱いている方は多いと思います。
日本におけるプリスクールは少し複雑でややこしい実態がありますので、今回は保育園やインターナショナルスクールなどと比較しながら、わかりやすくまとめました!
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まずはざっくりと表で比較!
プリスクール | 保育園(認可) | 幼稚園 | インターナショナルスクール | |
保育時間 | 決まりなし | 11時間(7:30~18:30など) | 4時間(9:00~14:00) | 年齢による(9:00~16:30) |
受入年齢 | 決まりなし | 0歳~就学前 | 3歳児~5歳児 | 幼稚園~高校生 |
目的 | 母国語が日本語の子に英語などを教える | 保護者に代わって乳幼児の保育を行う | 幼児の心身の発達を促すために保育・指導する | 母国語が外国語の子が学業を学ぶ |
所轄 | 都道府県が多いがスクールによる | 厚生労働省 | 文部科学省 | 都道府県 |
資格・免許 | 英語講師や保育士など様々 | 保育士資格 | 幼稚園教諭 | 英語圏の教員免許 |
費用相場(年) | 約150万円 | 約30万円(世帯収入による) | 約70万円 | 約200万円 |
園による部分も多いですが、平均的な場合を想定し、まとめました~!
こう見ると、プリスクールは特にスクールによって異なる部分が多いことがわかりますね。そして、どこにも属さない独特さがあります。
プリスクールはどんなところ?
英語圏で使われる「Preschool」とはまた違う、日本独特の文化を持った「プリスクール」。英語がますます必要な時代になることを見越した、ママやパパから人気が高まっています。
母国語が日本語の子が対象
インターナショナルスクールと似ている感じがしますが、根本は大きく違います。
近年、インターナショナルスクールも多様化してきて、日本国籍の子どもの受け入れを行うスクールも出てきました。
でも、本来のインターナショナルスクールは、外国籍の子どもが学業を学ぶための場です。多くのインターナショナルスクールでは、入学時に英語力テストがあったり、両親のどちらかが英語を話せることが入学条件になっています。
一方で、プリスクールは、母国語がの日本語の子を対象にしており、英語が全く話せなくても入園できます。
目的は英語を学ぶこと
プリスクールとはつまり、「日本人の子どもが、英語を学ぶために通うスクール」です!
ネイティブの英語講師やバイリンガル保育士が子ども達に英語を使って保育を行います。
+アルファで何かを学べるカリキュラムがあるスクールもありますが、1番の目的は「英語を身につける」こと。
1日4時間〜9時間程度預けられるところが多いので、それだけの時間毎日英語のシャワーを浴びられるのは、英語教育において大きなメリットですよね。
なぜ人気なの?メリットは?
プリスクールに通うメリットや、人気の理由が気になりませんか?
日本の英語教育が激変する?!
2020年から、小学校3年生での英語の授業がはじまります。今後、国際社会で生きていく子供達には、今以上に英語は重要なスキルとなります。
英語を習得するのに必要な時間は、最低3000時間。。。小学校3年生からの英語の授業だけでは心許ないですよね。
英語の習得のためには、できるだけ長い時間英語のシャワーを浴びる必要があります。
プリスクールは通うだけで、毎日長時間英語に触れることができるので、英語学習に人気なのです。
ストレスフリーで英語が身につく
1日4時間〜9時間もの間、英語のシャワーを浴びることで、英語がぐんぐん伸びていきます。
プリスクールでは、歌やゲームなどのレクリエーションを通して楽しく学べるよう先生達が配慮してくれますよ。
また、日々の保育を全て英語で行うので、日本語の日常会話と同じように英語を使うことができるようになるのが嬉しいポイント。
「勉強して英語を伸ばさなきゃ!」と思うとストレスを感じますが、楽しく身につくので子どものストレスを減らすことができます。
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プリスクールのカリキュラム
実際にプリスクールではどんなことをするの?と疑問に思う方も多いですよね!プリスクールの平均的なカリキュラムをご紹介致します。
1日の流れ
今回は、保育園のように長時間預かるケースをご紹介します。
9:00 登園
9:30朝の会
10:00活動(歌や体操など)
12:00昼食
13:00午睡
14:00活動
15:00おやつ
16:00帰りの会
16:30降園
年間行事
1年を通して、海外の文化も日本の文化も取り入れて教えてくれるのがプリスクールの良いところでもあります。
4月入園式、イースター、お花見
5月親子遠足
6月歯科健診
7月七夕祭り
8月サマーキャンプ
9月運動会
10月ハロウィンパーティー
11月七五三、サンクスギビングデー
12月クリスマス会
1月お正月
2月節分、バレンタイン
3月ひな祭り、お別れ会
まとめ
プリスクールは、日本語しか話せない子が英語を学ぶ場なので、今の時点で英語を話せなくても大丈夫!
問題なく入学できます。
今回、プリスクールのメリットや他の保育施設との違いについても触れてきましたが、やはり英語を身に付けることができるのが、プリスクール最大の魅力です。
英語のシャワーをたくさん浴びてどんどん英語を伸ばしたい!とお考えの方にはプリスクールがおすすめですよ。
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